神奈川県水産技術センター

神奈川県近海海況予報(平成18年12月)

予測(2007年1月〜6月)

伊豆諸島海域の黒潮流路の予測

相模湾沿岸の海況(水温)予測

予測の説明

伊豆諸島海域の黒潮流路の予測

予測期間中の黒潮流路は、次のように予測され、期間を通して黒潮は離岸傾向で推移する。 →黒潮流型についての説明

  1. 2006年12月のN型流路(現況)
    1. 伊豆諸島北部は低温傾向が著しい。
    2. 九州南東沖に規模の大きい小蛇行が存在している。
  2. 2006年12月以降の日本南岸の離岸傾向(予測)
    1. 現況の九州南東沖の小蛇行が東進する。
    2. 小蛇行は、1月〜2月に室戸岬沖〜潮岬沖を通過する。
    3. 小蛇行は、2月に遠州灘沖に到達する。蛇行部分はB型様の流路となるが、流路の北上部は伊豆諸島から房総沖にかけて離岸傾向で推移する。
    4. 3月〜4月にC型傾向となる。ただし、房総沖では離岸傾向で推移する。
    5. 5月〜6月にD型傾向となる。

相模湾沿岸の海況(水温)予測

黒潮の流路変動に影響を受ける。

小蛇行が東進するが、伊豆諸島北部から房総沖で離岸傾向が続くため、沿岸へは継続的な黒潮系暖水の影響が及ばず、全般に「低め」となる。また、現況の傾向から、伊豆諸島海域の冷水域の強い影響が考えられ、「かなり低め」の出現が予想される。

流路変動に伴う暖水波及の際に、一時的な「高め」。

この予報について

この予報は、「平成18年度第2回太平洋イワシ・アジ・サバ等長期漁海況予報会議」(平成18年12月14,15日、中央水産研究所)での議論をもとに、 神奈川県近海に関係する海況予報を再編集したものです。

同会議で採択された予報文は、「平成18年度第2回太平洋イワシ・アジ・サバ等長期漁海況予報」として発表されました ( 中央水産研究所によるプレスリリース記事 )。


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