神奈川県水産総合研究所

神奈川県近海海況予報(平成16年7月)

予測(2004年7月〜12月)

伊豆諸島海域の黒潮流路の予測

  1. 8月以降、A型となる
    図の流路は、予測した「流型」の説明用の例です。流路の予測位置を示したものではありません。
    1. 8月A型となり、持続する。
    黒潮予測の説明

相模湾沿岸の海況(水温)予測

予測の説明

伊豆諸島海域の黒潮流路の予測

予測期間中の黒潮流路は、次のように予測される。期間を通して黒潮はA型(伊豆諸島海域と遠州灘で大きく離岸)が持続する。 →黒潮流型についての説明

  1. 2004年7月中旬現在、遠州灘で規模の大きな蛇行流路(現況)
    1. 現況は、伊豆諸島の流型はN型であるが、熊野灘から遠州灘にかけて流路は大規模に蛇行している。
    2. この蛇行北上部はゆっくり東進し、8月に伊豆諸島海域に到達してA型となる。
  2. 2004年7月以降の九州南東沖の変動(予測)
    1. 九州南東沖では7月〜10月に接岸傾向で推移するが、11月以降離岸傾向となる。
    2. 黒潮上流の同海域の離接岸は、A型以外の場合は伊豆諸島海域の流型に影響を及ぼすが、今期は大きな影響を及ぼさない。
    3. 7月中旬の現況から8月にA型に推移したまま、A型は持続する。

相模湾沿岸の海況(水温)予測

黒潮のA型流路の影響により、全般に「高め」で推移する。

伊豆諸島北部海域では黒潮本流が接岸し、相模湾に暖水波及が発生する。その際は「極めて高め」。

黒潮本流が接岸するため、急潮が発生しやすい。

この予報について

この予報は、「平成16年度第1回中央ブロック長期漁海況予報会議」(平成16年7月15,16日、中央水産研究所)での議論をもとに、 神奈川県近海に関係する海況予報を再編集したものです。

同会議で採択された予報文は、「平成16年度第1回太平洋イワシ・アジ・サバ等長期漁海況予報」として発表されました ( 中央水産研究所によるプレスリリース記事 )。


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