神奈川県水産総合研究所

2001年10月


漁海況月報


2001-10-458


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海況

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黒潮:

黒潮は、八丈島を大きく迂回して、三宅島の遥か東を北上して流れた。 このため、伊豆諸島北部では東からの黒潮反流の影響を受けることが多かった。 また、八丈島付近の冷水域は旬を追って、東に次第に移動した。

黒潮の流型

「一都三県漁海況速報」による10月の黒潮流路

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相模湾:

三崎の水温は、10月初め23℃で、日を追って降温し月末には20℃台になった。 沖合いの黒潮が離れ、外房からの黒潮反流は相模湾の西にさし込み、湾内は時計回りの流れが多く見られた。 平年との比較では、上中旬がやや高め、下旬がやや低めであった。

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漁況

定置網:(2001年10月1日〜31日)

概要

神奈川県内各定置漁場と伊豆東岸地区の魚種別漁獲量上位10種をに示した。今月の標本漁場数は、前月と比べてすべての地区で変わらなかった。10月の総漁獲量は1,069tで、前月の1,099tと比べてほぼ横ばいであった。地区別の総漁獲量は前月と比べて、西湘地区は9割に減少、湘南地区はほぼ横ばい、三浦地区は1.2倍に増加、金田湾地区は7割に減少、伊豆地区はほぼ横ばいであった。伊豆地区が391tと最も多く、次いで西湘地区が375tであった。最も漁獲量が多かった魚種はマアジで、181tの漁獲があった。このうち、伊豆地区で89t、湘南地区で37tを漁獲した。2位はウルメイワシで、127tの漁獲があった。このうち西湘地区で93t、湘南地区で17tを漁獲した。3位はマルソウダで、88tの漁獲があった。このうち西湘地区で52tを漁獲した。4位はイサキであり、84tの漁獲があった。このうち西湘地区で39t、伊豆地区で34tを漁獲した。

ブリ情報

10月に漁獲されたブリの合計は96tであり,いなだが最も多く35t漁獲され、このうち18tは三浦地区で漁獲された。わらさは33t漁獲され、このうち三浦地区で29t漁獲された。ブリはわずか24.4kg漁獲されただけであった。

地区別概要


西湘地区:ウルメイワシ、マルソウダ、イサキを主体に、前月の409tを下回る376tが漁獲された。総漁獲量は前年同月(335t)比の約1.1倍に増加し、一昨年同月(354t)比でも約1.1倍に増加した。ウルメイワシの漁獲量は前月(10t)の9倍に増加し、前年同月(5.5t)比でも17倍に増加した。また、一昨年同月(1.9t)比でも49倍に増加した。マルソウダの漁獲量は前月(117t)の4割に減少し、前年同月(155t)比でも3割に減少し、一昨年同月(133t)比でも4割に減少した。イサキの漁獲量は前月(46t)の9割に減少したが、前年同月(35t)比では1.1倍に増加し、一昨年同月(19t)比でも2.1倍に増加した。

湘南地区:マアジ、ウルメイワシを主体に,前月の152tのほぼ横ばいの154tが漁獲された。総漁獲量は前年同月(113t)比の1.4倍に増加した。マアジの漁獲量は前月(40t)の9割に減少した。前年同月(2.2t)比でも17.2倍に増加した。次いで漁獲の多かったウルメイワシの漁獲量は、前月(12t)の1.4倍に増加し、前年同月(2.5t)比でも7倍に増加した。

三浦地区:わらさ、マアジを主体に,前月の125tを上回る145tが漁獲された。総漁獲量は前年同月(133t)比で役1.1倍に増加した。わらさの漁獲量は前月(408kg)に比べて71倍に増加した。前年同月(31kg)比でも935倍と、大幅に増加した。マアジの漁獲量は前月(21t)に比べて1.1倍に増加した。前年同月(13t)比でも2倍に増加した。

金田湾地区:タチウオを主体に,前月の3.4tを下回る2.3tが漁獲された。総漁獲量は前年同月(7.1t)比で3割に減少した。タチウオの漁獲量は1.3tであり、前月(1.8kg)に比べて7割に減少したが、前年同月(52kg)比では24.8倍に増加した。

伊豆地区:マアジ、マイワシ、イサキを主体に、前月の410tを下回る391tが漁獲された。総漁獲量は前年同月(265t)比で1.7倍増加した。マアジの漁獲量は前月(63t)の1.4倍に増加し、前年同月(7.2 t)比でも12倍に増加した。マイワシの漁獲量は前月(7.2t)の10倍に増加し、前年同月(127kg)比でも558倍となり、大幅に増加した。

表・相模湾定置網2001年10月及び2000年10月魚種別漁獲量

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三崎魚市場水揚状況(2001年9月28日〜10月27日)


今期の水揚げは、全体で166.0tであり、前漁期の212.8tの2割減であった。魚種別にみると、キンメダイが最も多く59.0tであり、前漁期並であった。次いで、ぶり類の15.2tで、前漁期より5割減であった。その他、マアジ、メダイ、タチウオ、カンパチ、カマス、マサバ、ダツ、ゴマサバの順で水揚量が多かった。ぶり類、マアジ、メダイなどが減少したが、タチウオ、カンパチといった魚種が主に定置網による漁獲で増加した。以下に三崎魚市場の水揚量上位10種類を示す。

表・三崎沿岸魚市場の水揚量上位10魚種

釣り:伊豆諸島方面を中心に操業する船では、底魚釣りがキンメダイの41.3t、メダイが2.5tであった。キンメダイは前漁期の5割増、メダイは半減した。沿岸域では、キンメダイ5.8t、ダツ4.2tなどであった。沖合海域は、キンメダイ12.0t、メダイは10.4tで、ともに前漁期より半減した。

定置網:定置網漁は全体で71.9tであり、前漁期より4割減の水揚げであった。水揚げが最も多いのはぶり類の14.4t、次いでマアジ12.9t、タチウオ9.5t、カマス6.1t、カンパチ4.8tなどであった。ぶり類は約5割減、マアジは4割減であったが、タチウオは6割増、カンパチは5倍増であった。

刺し網等:はぎ類360kg、たこ164kg等の水揚げであった。

その他:カンパチ1.4t、マダイ0.9t、ぶり類0.8t、マアジ0.7t等であった。

表・三崎沿岸主要釣漁業魚種別水揚量

三崎魚市場主要魚種月別漁獲量グラフ

三崎魚市場の主要魚種の月別水揚量の推移です。

マイワシ  マサバ  ゴマサバ  マアジ  ぶり類  キンメダイ

メダイ  スズキ  かます類  タチウオ  ダツ  カンパチ  そうだがつお類


さば類水揚情報

長井町漁協でのさば類の水揚げは、10月期は定置網を中心に9.4tで、9月期に比べ半減した。
みうら漁協松輪支所でのマサバの水揚げも、沿岸サバ釣りの漁期が終わったためほとんどなかった。
長井
松輪
漁期 マサバ ゴマサバ 合計 マサバ
2001年10月
0.5
8.9
9.4
-
2001年9月
1.3
17.5
18.8
3.4
増減
-0.8
-8.6
-9.7
-3.4
 

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