神奈川県水産総合研究所

2001年9月


漁海況月報


2001-09-457


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海況

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黒潮:

黒潮は、月初め、八丈島をとおり、三宅島の東で向きを東に変えて流れていたが、次第に、 伊豆諸島南部に冷水域が拡大して、中・下旬には、黒潮は大きく迂回して流れた。月末には、房総半島に接岸した。

黒潮の流型

「一都三県漁海況速報」による9月の黒潮流路

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相模湾:

三崎の水温は、上旬に一時下回ったが、中旬いっぱいまで25℃台で継続した。 20日以降、水温が急激に2℃下がって、下旬は23℃となった。 平年との比較では、台風が2度上陸した間の中旬が1.5〜2.0℃高いのが特徴であった。

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漁況

定置網:(2001年9月1日〜30日)

概要

神奈川県内各定置漁場と伊豆東岸地区の魚種別漁獲量上位10種をに示した。 今月の標本漁場数は、前月と比べてすべての地区で変わらなかった。 9月の総漁獲量は1,099tで、前月の1,209tと比べて約9割に減少した。 地区別の総漁獲量は前月と比べて、西湘地区は約1.2倍に増加、湘南地区は約7割に減少、三浦地区も約1/2に減少、 金田湾地区も約9割に減少、伊豆地区はほぼ横ばいであった。 伊豆地区が410tと最も多く、次いで僅差で西湘地区が409tであった。 最も漁獲量が多かった魚種はマルソウダであり、291tの漁獲があった。 このうち伊豆地区で143t、西湘地区で117tを漁獲した。2位はマアジで155tの漁獲があった。 このうち伊豆地区で63t、湘南地区で40tを漁獲した。3位はイサキであり、103tの漁獲があった。このうち伊豆地区及び西湘地区で、共に46tを漁獲した。4位はさば類であり、95tの漁獲があった。このうち西湘地区で62t、湘南地区で19tを漁獲した。
前年(平成12年9月)と比較すると、漁獲が増加したものは、マルソウダ、マアジ、イサキ等であった。 減少したものは、さば類、わかし等であった。ほぼ横ばいであったのは、ヤマトカマス、いなだ等であった。

ブリ情報

9月に漁獲されたブリの合計は93tであり,いなだが最も多く50t漁獲され、このうち36tは西湘地区で漁獲された。 わかしは40t漁獲され、このうち三浦地区で23t漁獲された。ブリはわずか26.5kg漁獲されただけであり、すべて三浦地区で漁獲された。

地区別概要

西湘地区:マルソウダ、さば類、イサキを主体に,前月の344tを上回る409tが漁獲された。 総漁獲量は前年同月(301t)比の約1.4倍に増加したが、一昨年同月(401t)比ではほぼ横ばいであった。 マルソウダの漁獲量は117tで、前月(68t)の約1.7倍に増加し、前年(59t)比でも約2倍に増加した。 また、一昨年 (7.0t)比でも約16.7倍であった。 さば類の漁獲量は62tで、前月(15t)の約4倍に増加し、前年(45t)比でも約1.4倍であったが、一昨年(67t)比では約9割であった。 イサキの漁獲量は45tで、前月(52t)の約9割に減少したが、前年(9.3t)比では約4.9倍、一昨年(8.5t)比でも約5.4倍であった。

湘南地区:マアジ、カタクチイワシを主体に,前月の215tを下回る152tが漁獲された。 総漁獲量は前年(189t)比の約8割であった。 マアジの漁獲量は40tで、前月(30t)の約1.3倍に増加した。前年同月(9.5t)比でも約4.2倍に増加した。 次いで漁獲の多かったマルソウダの漁獲量は21tで、前月(24t)の約9割倍に減少し、前年(23t)比でも約9割に減少した。

三浦地区:わかし、マアジを主体に,前月の234tを下回る125tが漁獲された。 総漁獲量は前年(112t)比で約1.1倍に増加した。わかしの漁獲量は23tで、前月(36t)に比べて約6割に減少した。 前年同月(36t)比でも約6割に減少した。マアジの漁獲量は21tで、前月(17t)に比べて約1.3倍に増加した。前年(3.5t)比でも約6.2倍に増加した。

金田湾地区:タチウオを主体に,前月の3.6tを下回る3.4tが漁獲された。総漁獲量は前年(5.4t)比で約6割に減少した。 タチウオの漁獲量は1.8tであり、前月(2.2kg)に比べて約8割に減少したが、前年(114kg)比では約16倍に増加した。

伊豆地区:マルソウダ、マアジ、イサキを主体に,前月の412tとほぼ同量の410tが漁獲された。 総漁獲量は前年(245t)比で約1.7倍の増加した。 マルソウダの漁獲量は143tで、前月(58t)の約2.5倍に増加し、前年(43 t)比でも約3.4倍に増加した。 マアジの漁獲量は63tで、前月(33t)の約1.9倍に増加し、前年(20t)比でも、約3.2倍に増加した。

表・相模湾定置網2001年9月及び2000年9月魚種別漁獲量

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三崎魚市場水揚状況(2001年8月29日〜9月27日)



今期の水揚げは、全体で212.8tであり、前期の299.1tの3割減であった。 魚種別にみると、キンメダイが最も多く58.3tであり、前期並であった。次いで、ぶり類の30.2tで、前期より3割減であった。 その他、メダイ、マアジ、ソウダガツオ、マイワシ、イサキ、カマス、タチウオ、ゴマサバの順で水揚量が多かった。 ほとんどの魚種で水揚量が減少したが、特にぶり類、マアジ、ソウダガツオ、マイワシ、ゴマサバなど、回遊性魚種が特に減少した。 以下に三崎魚市場の水揚量上位10種類を示す。

表・三崎沿岸魚市場の水揚量上位10魚種

釣り:伊豆諸島方面を中心に操業する船では、底魚釣りがキンメダイの27.4t、メダイが4.1tであった。 キンメダイは前期とほぼ同量であった。沿岸域では、キンメダイ5.1t、ダツ2.6tなどであった。 沖合海域は、キンメダイ28.5t、メダイは19.3tで、その他は低水準であった。

定置網:定置網漁は、全体で113.8tであり前期より4割減の水揚げであった。 水揚げが最も多いのはぶり類の29.2t、次いでマアジ20.3t、ソウダガツオ16.0t、マイワシ10.3t、イサキ6.8tなどであった。 ぶり類は約3割減、マアジは2割減、ソウダガツオは5割減など上位魚種は軒並み減少したが、タチウオのみ5倍に増加した。

刺し網等:イセエビ350kg、かに256kg等の水揚であった。

その他:カンパチ1.2t、マダイ1.1t、ぶり類0.8t、サザエ0.3t等であった。

表・三崎沿岸主要釣漁業魚種別水揚量

三崎魚市場主要魚種月別漁獲量グラフ

三崎魚市場の主要魚種の月別水揚量の推移です。

マイワシ  マサバ  ゴマサバ  マアジ  ぶり類  キンメダイ  メダイ

さば類水揚情報

 長井町漁協でのさば類の水揚げは、9月期はたもすくい及び沿岸サバ釣りの漁期が終わったため、定置網を中心に18.8tで、8月期に比べ大幅に減少した。
 みうら漁協松輪支所でのマサバの水揚げも、沿岸サバ釣りの漁期が終わったため3.4tであった。

長井
松輪
漁期 マサバ ゴマサバ 合計 マサバ
2001年9月
1.3
17.5
18.8
3.4
2001年8月
41.4
56.4
97.5
186.9
増減
-39.8
-38.9
-78.7
-183.5

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