神奈川県水産総合研究所

2001年8月


漁海況月報


2001-08-456


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海況

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黒潮:

遠州灘沖合から伊豆諸島域を迂回していた黒潮は、中旬に入って遠州灘沖で接岸が始まり冷水域は伊豆諸島の東に抜けた。 下旬には、黒潮の接岸部が三宅島付近にまで及び、暖水波及をもたらした。 この黒潮は動きが早く、さらに東に移行した。

黒潮の流型

「一都三県漁海況速報」による8月の黒潮流路

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相模湾:

三崎の水温は、上旬に25℃を下回っていたが、中旬と下旬の2回の大きな暖水波及で、25℃台で経過した。浮漁礁ブイの流れは頻繁に1ノットを越え、相模湾内の流動が激しい月であった。平年との比較では1〜1.5℃高めで推移した。

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漁況

定置網:(2001年8月1日〜31日)

概要

 神奈川県内各定置漁場と伊豆東岸地区の魚種別漁獲量上位10種をに示した。 今月の標本漁場数は前月と比べて西湘地区で1増加し,その他の地区では変わらなかった。 8月の総漁獲量は1,209tで、前月の990tと比べてほぼ横ばいであった 地区別の総漁獲量は前月と比べて、西湘地区は約2.8倍に増加、湘南地区と三浦地区は約9割に減少、金田湾地区も約4割に減少、 伊豆地区は約1.2倍に増加した。伊豆地区が412tと最も多く、次いで西湘地区が344tであった。 最も漁獲量が多かった魚種はマルソウダであり、183tの漁獲があった。このうち、西湘地区で68t、伊豆地区で58tを漁獲した。 2位はマイワシで150tの漁獲があった。このうち伊豆地区で81t、湘南地区で30tを漁獲した。 3位はじんだであり、137tを漁獲した。このうち伊豆地区で100t、西湘地区で24tを漁獲した。 4位はわかしであり、98tの漁獲があった。このうち三浦地区で36t、西湘地区で27tを漁獲した。  前年同月(2000年8月)と比較すると、漁獲が増加したものは、じんだ、いなだ、イサキ、マアジ等であった。 減少したものは、マルソウダ、さば類、わかし等であった。

ブリ情報

 6月に漁獲されたブリの合計は184tであり,わかしが最も多く98tの漁獲があった。  いなだは82t漁獲され、このうち三浦地区で38t漁獲された。 ブリはわずか50.2kg漁獲されただけであり、このうち伊豆地区で42kg(全体の84%)漁獲された。

地区別概要

西湘地区:マルソウダ、イサキ、ひらごを主体に,前月の121tを上回る344tが漁獲された。総漁獲量は前年同月(369t)比の約9割に減少したが、一昨年同月(266t)比では約1.3倍に増加した。マルソウダの漁獲量は前月(709kg)の約96倍に増加したが、前年同月(133t)比では約1/2倍に減少し、また、一昨年同月(6.5t)比では約11倍に増加した。イサキの漁獲量は前月(1.6t)の約32倍に増加し、前年同月(346kg)比でも約150倍に増加し、一昨年同月(0.5t)比でも約104倍に増加した。ひらごの漁獲量は前月(10t)の約4.2倍増加し、前年同月(35t)比でも約1.2倍に増加した。

湘南地区:マイワシ、マアジを主体に,前月の237tを下回る215tが漁獲された。総漁獲量は前年同月(278t)比の約8割に減少した。マイワシの漁獲量は前月(106t)の約3割に減少した。前年同月(95t)比でも約1/3に減少した。次いで漁獲の多かったマアジの漁獲量は、前月(5.6t)の約5.4倍に増加し、前年同月(2.1t)比でも約14倍に増加した。

三浦地区:いなだ、わかし、マルソウダを主体に,前月の272tを下回る234tが漁獲された。総漁獲量は前年同月(243t)比でほぼ横ばいであった。いなだの漁獲量は前月(12t)に比べて約3.1倍に増加した。前年同月(1.8t)比では約21倍に増加した。

金田湾地区:タチウオを主体に,前月の9.0tを下回る3.6tが漁獲された。総漁獲量は前年同月(3.8t)比で約9割に減少した。タチウオの漁獲量は2.2tであり、前月(319kg)に比べて約6.9倍に増加した。前年同月(63kg)比でも約35倍に増加した。

伊豆地区:じんだ、マイワシ、マルソウダを主体に,前月の351tを上回る412tが漁獲された。総漁獲量は前年同月(387t)比で約1.1倍の増加であった。じんだの漁獲量は前月(51t)の約2倍に増加し、前年同月(9.7 t)比でも約10倍に増加した。次いで漁獲の多かったマイワシは、前月(35t)の約2.3倍に増加し、前年同月(28t)比でも、約3.0倍に増加した。

表・相模湾定置網2001年8月及び2000年8月魚種別漁獲量


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三崎魚市場水揚げ状況(2001年7月30日〜8月28日)

概要

今期の水揚げは、全体で299.1tであり、前漁期の366.4tの2割減であった。 魚種別にみると、キンメダイが最も多く63.1tであり、前漁期並であった。 次いで、ぶり類の41.7tで、前漁期の1/3の水揚げであった。 その他、メダイ、ソウダガツオ、マアジ、マイワシ、ゴマサバ、カマス、イサキ、カタクチイワシの順で水揚量が多かった。 ぶり類、マイワシの水揚が大幅に減少する一方、ソウダガツオ、マアジの水揚が増加した。 以下に三崎魚市場の水揚量上位10種類を示す。

表・三崎沿岸魚市場の水揚量上位10魚種

釣り:伊豆諸島方面を中心に操業する船では、底魚釣りがキンメダイの28.8t、メダイが2.4tであった。 キンメダイは前漁期の1.5倍であった。沿岸域では、キンメダイ4.2t、ダツ2.9tなどであった。 沖合海域は、キンメダイ30.0t、メダイは28.3tで、その他は低水準であった。

定置網:定置網漁は、全体で181.8tであり前漁期並の水揚げであった。 水揚げが最も多いのはぶり類の40.8t、次いでソウダガツオ30.0t、マアジ28.2t、マイワシ26.9t、ゴマサバ11.7tなどであった。 ぶり類は約1/3に減少したが、その他の魚種の水揚は増加した。特にゴマサバは前漁期比で7倍であった。

刺し網等:イセエビ1134kg、タコ381kg、ハギ296kg等の水揚げであった。

その他:カンパチ1.2t、マダイ0.9t等であった。前漁期に見られたマイワシの水揚は激減した。

表・三崎沿岸主要釣漁業魚種別水揚量

三崎魚市場主要魚種月別漁獲量グラフ

三崎魚市場の主要魚種の月別水揚量の推移です。

マイワシ  マサバ  ゴマサバ  マアジ  ぶり類  キンメダイ  メダイ

さば類水揚げ情報

長井町漁協でのさば類の水揚げは、8月期は97.5tで、7月期に比べ半減した。 たもすくいによる水揚げが大幅に減少したことによる。

みうら漁協松輪支所でのマサバの水揚げは、前月に引き続き沿岸サバ釣りにより186.9tであった。

長井
松輪
漁期 マサバ ゴマサバ 合計 マサバ
2001年8月
41.4
56.4
97.5
186.9
2001年7月
44.0
164.5
208.6
174.6
増減
-2.9
-108.1
-111.1
+12.3


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