神奈川県水産総合研究所

2001年5月


漁海況月報


2001-05-453


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海況

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黒潮:

黒潮の流型

遠州灘沖合の冷水域を迂回した黒潮は、上旬から中旬にかけて、伊豆諸島南部の八丈島付近から東に向かって流れた。 下旬になると、東への流れが北上して、黒潮は房総半島に沖で近づいた。

「一都三県漁海況速報」による5月の黒潮流路

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相模湾:


三崎の水温は、月初め15℃で、平年より低めであったが、月末には20℃となり、1ヶ月で5℃上昇した。 このため、中・下旬は、昨年と同様高めの水温経過であった。 なお、前号から小田原市の岩での水温を同時に表示することにしました。

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漁況

定置網:(2001年5月1日〜31日)

概要

神奈川県内各定置漁場と伊豆東岸地区の魚種別漁獲量上位10種をに示した。 今月の標本漁場数は前月と比べて、西湘地区、三浦地区,金田湾地区、伊豆地区では変わらず、湘南地区のみ1増加した。 総数は32であった。5月の総漁獲量は1,243tで、前月の721tと比べて1.7倍に増加した。 地区別の総漁獲量は前月と比べて,西湘地区が2.1倍、湘南地区が1.2倍、三浦地区が1.6倍、金田湾地区は4割減少、 伊豆地区が2.3倍であった。伊豆地区が423tと最も多く、続いて西湘地区が354tであった。 最も漁獲量が多かった魚種はマアジであり、602tの漁獲があった。このうち、西湘地区で285t、伊豆地区で179tを漁獲した。 2位はカタクチイワシで303tであった。このうち湘南地区で 198t、伊豆地区で75tを漁獲した。3位はさば類であり、45tであった。 このうち伊豆地区で30t、湘南地区で10tを漁獲した。4位はワラサであり45tの漁獲があった。このうち伊豆地区で39tを漁獲した。 前年同月(2000年5月)と比較すると、漁獲が増加したものはマアジ、カタクチイワシ、ワラサ等であった。 横ばいはアカカマス、スルメイカであり、減少したものはさば類、マルソウダ等であった。

ブリ情報

5月に漁獲されたブリは2.6tであり,そのうち伊豆地区で2.3tを漁獲した。 ワラサは45tの漁獲があり、このうち伊豆地区で39tを漁獲した。イナダは31tの漁獲があり、このうち三浦地区で28tを漁獲した。

地区別概要


西湘地区:マアジを主体に,前月の172tを上回る354tが漁獲された。 総漁獲量は前年同月(329t)比でほぼ横ばいであり、一昨年同月(237t)比では1.5倍に増加した。 マアジの漁獲量は前月(115t)の2.5倍に増加し、前年同月(189t)比でも1.5倍の増加であった。 また、一昨年同月(171t)比でも1.7倍に増加した。 カタクチイワシの漁獲量は前月(6.3t)の2.5倍に増加し、前年同月(12t)比でも1.3倍に増加したが、 一昨年同月(17t)比ではほぼ同程度の漁獲であった。

湘南地区:カタクチイワシを主体に,前月の269tを上回る316tが漁獲された。 総漁獲量は前年同月(111t)比で2.8倍の増加であった。 カタクチイワシの漁獲量は前月(10t)の19.8倍に増加し、前年同月(12t)比でも16.5倍の増加であった。 マアジの漁獲量は前月(208t)の約1/3に減少したが、前年同月(7.1t)比では、10.4倍の増加であった。

三浦地区:マアジを主体に,前月の91tを上回る146tが漁獲された。 総漁獲量は前年同月(271t)比で約1/2に減少した。 マアジの漁獲量は前月(44t)より1.4倍に増加し、前年同月(6.0t)比でも10.5倍の増加であった。

伊豆地区:マアジを主体に,前月の182tを上回る423tが漁獲された。 総漁獲量は前年同月(482t)比で1割減少した。 マアジの漁獲量は前月(52t)の3.4倍に増加し、前年同月(177t)比ではほぼ横ばいとなった。 カタクチイワシの漁獲量は前月(5.1t)の14.7倍に増加したが、前年同月(22t)比では、3.4倍の増加であった。

表・相模湾定置網2001年5月及び2000年5月魚種別漁獲量


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三崎魚市場水揚げ状況(2001年5月1日〜5月30日)

概要

今期の水揚げは、全体で292.4tであり、前漁期の202.6tの4割増であった。 魚種別にみると、キンメダイが最も多く60.5tで、前漁期の2倍であった。 次いで、カタクチイワシの58.4tで、前漁期の27倍の水揚げであった。 これは、まき網のよる水揚げが大幅に増えたことによる。 その他、マアジ、メダイ、ブリ、ゴマサバ、マサバ、メトイカ、カマス、カツオの順で水揚量が多かった。 総じて前漁期の水揚を上回る魚種が多かった。先月に続いてマアジは特に豊漁である。

表・三崎沿岸魚市場の水揚量上位10魚種

釣り:伊豆諸島方面を中心に操業する船では、サバ釣りがゴマサバ8.2tで前漁期の1.5倍、底魚釣りがキンメダイの26.8t、 メダイが3.5tであった。沿岸域では、キンメダイ11.3t、ダツ1.2t、などであった。 沖合海域は、メダイ39.6t、キンメダイは22.3tで前漁期よりやや増加、その他は低水準であった。

定置網:定置網漁は、全体で117.6tであり前漁期の1.2倍の水揚げであった。 水揚げが最も多いのはマアジの55.7t、次いでブリの22.5t、カタクチイワシの13.6t、メトイカの3.8tなどであった。 マアジは前漁期の0.9倍、ブリは2.7倍、メトイカは2倍の水揚であった。

刺し網等:カレイ880kg、ハギ465kg等の水揚げであった。

その他:カタクチイワシ44.8t、ブリ1.4t、カンパチ1.2t等であった。カタクチイワシはまき網による水揚げである。

表・三崎沿岸主要釣漁業魚種別水揚量

三崎魚市場主要魚種月別漁獲量グラフ

三崎魚市場の主要魚種の月別水揚量の推移です。

マイワシ マサバ ゴマサバ マアジ ブリ キンメダイ メダイ

さば類水揚げ情報

長井町漁協でのさば類の水揚げは、4月期は421.4tであったが、4月期はたもすくいによる水揚げがさらに増加したことにより、591.1tであった。
漁期 マサバ ゴマサバ 合計
2001年5月
8.0
583.1
591.1
2001年4月
6.8
414.6
421.4
増減
+1.2
+168.5
+169.7

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