神奈川県水産総合研究所

2001年3月


漁海況月報


2001-03-451



海況  黒潮  相模湾

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海況

黒潮:

黒潮の流型

遠州灘沖合の冷水域を迂回した黒潮は、伊豆諸島の東側をS字型に蛇行して北上した。 この蛇行は、3月中旬に大きくなった後、下旬には小さくなり、黒潮の流路が八丈島に接近して流れた。

「一都三県漁海況速報」による3月の黒潮流路



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相模湾:

三崎の水温は、12〜14℃での変化であり、15日と27日に暖水波及で高温となった。 3月全般には概ね平年より低めで経過し、2000年に見られた様な大規模な暖水波及はなく、 変化の少ない経過であった。しかし、下旬は相模湾内の半時計回りの流れがやや速かった。


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漁況

定置網:(2001年3月1日〜31日)

概要

 神奈川県内各定置漁場と伊豆東岸地区の魚種別漁獲量上位10種をに示した。 今月の標本漁場数は前月と比べて、西湘地区で1漁場,伊豆地区で1漁場増加した。総数は31であった。 3月の総漁獲量は460tで、前月の215tと比べて2.1倍に増加した。また,前年同月比では約9%の増加となった。 地区別の総漁獲量は前月と比べて,西湘地区が6.4倍、湘南地区が5倍、三浦地区が0.4倍、伊豆地区が1.9倍であった。 伊豆地区が182tと最も多く、次いで西湘地区が148tであった。最も漁獲量が多かった魚種はマアジであり、182tの漁獲があった。 このうち西湘地区で94t、伊豆地区で52tを漁獲した。2位はカタクチイワシで46tであった。 このうち伊豆地区で36t、西湘地区で6tを漁獲した。3位はマイワシであり、43tであった。 このうち湘南地区で20t、伊豆地区で13tを漁獲した。  マアジの漁獲量が前年同月比で2倍(2000年3月は84t)の漁獲であった。また、ウルメイワシ,マイワシ,メアジ,さば類等の漁獲量も増加した。カタクチイワシが前年同月比で1/2(2000年3月は98t)に減少した。また,タチウオ,スルメイカ等の漁獲量も減少した。

ブリ情報

 3月に漁獲されたブリは10tであり,伊豆地区が最も多く7tであった。ワラサは1.6t,イナダは0.3t漁獲された。

地区別概要

西湘地区:西湘地区の漁獲量は,前月の23tを上回る148tが漁獲され, 前年同月比で7%増加(2000年3月は138t、1999年3月は83t)した。 マアジの漁獲量は前月の5tを上回る94tが漁獲され,全漁獲量の63%がマアジであった。 また,前年同月比で1.8倍に(2000年3月は53t、1999年3月は21t)増加した。 一方、タチウオは1.6tが漁獲され,前年同月比で1/13に減少(2000年3月は21t、1999年3月は0.9t)した。

湘南地区:湘南地区の漁獲量は,前月の20tを上回る99tが漁獲され,前年同月比で39%増加(2000年3月は71t)した。 マアジの漁獲量は前月の5tを上回る29tが漁獲され,前年同月比で7.3倍に(2000年3月は4t)増加した。

三浦地区:三浦地区の漁獲量は,前月の78tを下回る30tが漁獲され,前年同月比で29%減少(2000年3月は42t)した。 ワラサの漁獲量の減少が著しく,前年同月には13tの漁獲があったが,今年は0.2tと低調であった。

伊豆地区:伊豆地区の漁獲量は,前月の94tを上回る182tが漁獲され,前年同月比で8%増加(2000年3月は169t、1999年3月は279t)した。 マアジの漁獲量は前月の7tを上回る52tが漁獲され,前年同月比で2.4倍に(2000年3月は22t、1999年3月は84t)増加した。 一方,カタクチイワシは36tが漁獲され,前年同月比で60%減少(2000年3月は90t、1999年3月は18t)した。

表・相模湾定置網2001年3月及び2000年3月魚種別漁獲量


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三崎魚市場水揚げ状況(2001年3月2日〜3月31日)

概 要

今期の水揚げは、全体で152.3tであり、前漁期の272.2tの4割減であった。 魚種別にみると、マアジが最も多く44.8tで、前漁期の4倍であった。 次いで、キンメダイの30.0tで、前漁期並の水揚げであった。 その他、ゴマサバ、メダイ、ダツ、スズキ、マサバ、カンパチ、わかめ根株、マダイの順で水揚量が多かった。 ゴマサバの水揚げは前漁期の1/6であった。 以下に三崎魚市場の水揚量上位10種類を示す。

表・三崎沿岸魚市場の水揚量上位10魚種

釣り:伊豆諸島方面を中心に操業する船では、サバ釣りがゴマサバ11.6tで前漁期の1/10、 底魚釣りがキンメダイの14.0tで前漁期並の水揚げであった。 沿岸域では、ゴマサバ12.2t、ダツ4.6t、キンメダイ1.5tなどであった。 ゴマサバは前漁期の16倍の水揚げであった。 沖合海域は、キンメダイ14.3tで前漁期よりやや増加、メダイは12.0tで前漁期の25倍の水揚げ、 その他は低水準であった。

定置網:定置網漁は、全体で64.0tであり前漁期並の水揚げであった。 水揚げが最も多いのはマアジの44.3t、次いでスズキの3.1t、マサバの2.4tなどであった。 前漁期に33.7t漁獲されたマイワシは0.7tであった。

刺し網等:わかめ根株1329kg、ヒラメ492kg等の水揚げであった。

その他:カンパチ2.4t、マダイ1.2t、ブリ0.9t等であった。

表・三崎沿岸主要釣漁業魚種別水揚量


三崎魚市場主要魚種月別漁獲量グラフ

三崎魚市場の主要魚種の月別水揚量の推移です。

マイワシ マサバ ゴマサバ マアジ ブリ キンメダイ メダイ 


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