北相地区事務所
研究課の業務概要
津久井地域をはじめとする中山間地農業の維持発展ため、現状の問題解決に取り組むとともに将来を展望した技術開発と改良を目指している。そのために優良品種の選定、高品質、安定生産技術の開発、環境保全が多施肥管理技術の開発、病害虫の総合管理技術の開発、足柄茶の製造技術の改善、地域特産物の選定と栽培技術の開発などを行っている。
普及指導課の業務概要
旧相模原市は、大消費地に立地するという優位性を活かし、市民ニーズに対応した新鮮で安心な農産物の生産や、多様な流通システムの整備に取り組み、特色のある都市農業の振興をはかるとともに、安定した農業経営の確立を目指す。
旧津久井郡は、中山間地域ながら都市に隣接しており、さらに自然環境や交流施設等の地域資源に恵まれていることから、その立地条件を活かしつつ「直売を軸とした産業として自立する農業」及び「水源環境に優しい都市との交流型農業」の推進を図るとともに、地域農業の活性化を積極的に推進する。また、専業農家、中核的農家の後継者の育成をはかるとともに、農外からの新規参入、定年帰農者やUターン就農者を支援し、多種多様な担い手の育成をはかる。
普及管内概要
1 地域の概況相模原市は首都東京から40km圏で県の北部に位置し、相模川と境川が流れ、さがみ野の平らな台地が広がり畑作を中心とした農業が営まれている。気象は比較的温暖な気候に恵まれており、年平均気温14.9℃、年降水量1,692mmである。
津久井地域は県の北西部に位置し、総面積の78%は山林で、農地の多くは山間傾斜地に位置している。また、相模湖、津久井湖、宮ヶ瀬湖のほか、相模川とその支流の道志川が流れており、本県の水源地となっている。気象は寒暖の差が激しい内陸性の気候であり、年平均気温は14.5℃、年間総雨量は1,700mmである。 農地は東部の相模川沿岸に水田が開けている他は、山間の傾斜地に位置しており、面積も狭小で分散して存在している。
主な経営形態は酪農を中心とした畜産、直売を中心とした野菜や果樹、施設園芸、茶等であり、それぞれ立地条件を活かした栽培が行われている。
2 農業の概要
2000年世界農林業センサスにおける管内総農家は3,016戸であり、この内販売農家は1,255戸、専業農家226戸、一種兼業111戸、二種兼業 918戸となっている。5年前と比較すると、専業及び一種兼業の減少が著しい。都市化の進行により農家戸数や従事者数、耕地面積の減少、さらに担い手の高齢化や後継者不足などの問題も生じている。 管内の耕地面積は1,747haであり、水田は142ha、普通畑は1,374ha、樹園地は231haである。担い手については高齢化が深刻化しているものの、Uターンや新規参入、定年帰農などの就農が各地に見られる。
北相の農産物
野菜相模原市で特産のやまといもを中心に葉根菜類の栽培が盛んで、販売方法も市場出荷、直売、スーパとの契約出荷等多様な販売が行われている。 津久井地域では直売が主体の販売が行われている。
果樹果樹は地域で直売組合を組織し、観光もぎ取り等も行われ、多様な販売を行うことで成果を上げている。
茶津久井郡内の山間地では茶の栽培が行われているが、従事者の高齢化が進んでいる。 また、鳥獣による被害が年々拡大している。