★テンペ
テンペはインドネシアのジャワ島で作られ、食べられている大豆の発酵食品です。
発酵に主として係わる微生物はテンペ菌と呼ばれるリゾプス属の糸状菌、Rhizopus oligosuporusです。
インドネシアでは庶民の食べ物として発達し、街の市場ではバナナの葉やポリエチレン袋に入れてつくったテンペが販売されています。
また、街角の屋台などではテンペを薄く切り、油であげたテンペのフライが販売されています。
インドネシアでもジャワ島に住むジャワ族の人々が食べていたのですが、他の民族や近隣の地域・島でも食べられるようになり、インドネシア全体でもテンペの消費が拡大しています。
テンペはベジュタリアンや栄養改善に取り組む欧米人に興味をもたれ、アメリカはテンペに関する本が作られたり、スーパーマーケットでテンペやテンペの調理加工品が販売されるようになっています。

テンペの本(アメリカ)
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テンペの本(インドネシア)
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日本でのテンペが紹介されたのは1950年以前ですが、企業によって生産が始まったのは1970年代になってからです。
しかし、その販売は厳しく、企業的レベルでの生産は撤退し、2000年頃までは一部地域のこだわりをもった製造者によって細々と継続されてきました。
その中でも、稲作転換による大豆生産が進み、国産大豆の利用方策として、味噌、豆腐、納豆とともにテンペ生産の取り組みもなされてきました。
近年の健康志向、安全・安心志向からテンペの栄養が見直され、企業レベルでの生産が再開され、量販店でも購入できるようになりつつあります。
★テンペの料理
インドネシアでは薄く切ったテンペを油で揚げ、そのまま食べたり、調理の素材として食べることが多いのです。
日本でのテンペ料理にはインドネシアで食べている方法そのままで食べることもありますが、日本の食材とあわせて、日本人に馴染みやすい料理として食べることが多くなっています。
日本テンペ研究会では毎年テンペ料理の講習会を開催し、テンペの普及をはかっています。
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