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2005年12月26日更新
記者発表資料(平成17年)
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味がよく、育てやすい水稲新品種「さとじまん(関東209号)」
(2005年12月21日記者発表)
神奈川県の
奨励品種
※
に採用され、本年から作付けが始まった水稲新品種「さとじまん(系統名:関東209号)」の初の収穫が終わりました。「さとじまん」は粘りがあり極良食味で、耐倒伏性に優れ、10月に収穫できる中生種ということで、県内で約60ha作付けされました。
現在データー等を集計しているところですが、それによると食味については好評であり、栽培しやすいという評価が多いようです。しかし、場所によっては病害の発生がやや多いなどがみられました。県農業技術センターでは、次年度以降の作付け拡大にむけ、栽培法の改善と種子の確保に努めています。
1 背景
県内産米は直売の主要品目として、また、学校給食での利用など県民ニーズが高まっています。本県の水稲うるち奨励品種は、早生種の「キヌヒカリ」「コシヒカリ」、中晩生種の「祭り晴」でしたが、食味が良く、倒伏しにくい「キヌヒカリ」に作付けが集中しています。「キヌヒカリ」の収穫期は降雨の多い9月下旬であり、10月初旬に収穫できる中生種の良食味品種の導入が望まれました。
2 品種の由来
「さとじまん」は農林水産省農業研究センター(現 独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 作物研究所)において育成された品種です。本県では2001年から試作を行い、本県の奨励品種採用をうけて本年9月に「さとじまん」と命名登録されました。
3 品種の特性
「さとじまん」は、長所として食味、耐倒伏性、作期など、短所としては白葉枯病、穂首抽出、葉色などです。 「さとじまん」は短稈でやや長穂です。葉色は薄く、止葉は長く、倒伏しにくい。出穂期、成熟期は「キヌヒカリ」より7〜10日遅く、「祭り晴」より3〜5日早い。収量性は「キヌヒカリ」より優れ、「祭り晴」と同程度です。縞葉枯病には極強、いもち病は中ですが、白葉枯病にはやや弱〜弱、籾枯細菌病・内穎褐変病にやや弱です。玄米はやや大きく、見かけの玄米品質は「キヌヒカリ」に優ります。玄米のタンパク質含量はやや低く、食味は粘りがあり、「キヌヒカリ」並〜やや良です。
※奨励品種:
各都道府県において、その気候風土に適した品種を調査し、好成績をあげたものについて、普及すべき品種として採用したのもの。
「さとじまん(関東209号)」の詳しい内容についてはこちらのリンクからご覧ください。
(野菜作物研究部)
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平成17年度 三浦半島ふるさとの味展を開催します
(2005年12月9日記者発表)
平成18年1月20日(金)に三浦半島ふるさとの味展を開催します。この味展は三浦半島の農水産物を仲立ちとして、農漁業者と消費者及び学校・保育関係者の交流を深め、共に豊かで安全な食生活を進めることを目的として平成元年から毎年開催しています。今回は「地産地消のネットワークによる食育の推進」をテーマに、講演、活動紹介、特産物の試食交流、展示を実施します。消費者の方の参加を募集します。
1 日時 平成18年1月20日(金)午後1時〜4時
2 場所 横須賀市西公民館 横須賀市長坂1丁目2番2号
3 内容 テーマ「未来につなげよう、三浦半島ふるさとの味」
〜地産地消のネットワークで食育を進めよう〜
(1)講演「子供たちの食生活は今・現場からの報告」
講師 横須賀市武山小学校栄養士 名取美智子さん
(2)出品料理と食育活動等の紹介(農漁業、消費者団体等から)
(3)三浦半島ふるさとの味散歩みち
参加団体が特産物料理を提供し、試食交流
(4)展示:三浦半島の農漁業の様子 地域の伝統料理(行事食)
※参加消費者を募集しています。(参加費無料)
・申込み:事前予約 先着120名
・申込先:県農業技術センター三浦半島地区事務所普及指導課
電話046−888−3324又はFAX046−888−1509
(FAXの場合は氏名、お住まいの市町村、電話番号を明記)
・申込み期間:平成17年12月15日(木)〜平成18年1月13日(金)
9:00〜17:00 土、日、祝日及び12月29日〜1月3日は休業
(三浦半島地区事務所)
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第56回全日本そ菜原種審査会「ネギ(根深ねぎ)」の部が開催されます
(2005年11月30日記者発表)
1 概要
平成17年12月5日(月)、(社)日本種苗協会主催により第56回全日本そ菜原種審査会「ネギ(根深ねぎ)」の部が当所を会場に開催されます。
神奈川県でのネギの栽培面積は430ha、年間11,300tが生産され(平成15年産野菜生産出荷統計・農水省)、平塚市をはじめ茅ヶ崎市・大磯町など湘南地域はその半数以上を供給する主要な生産地です。根深ねぎは土地生産性が高く、都市近郊の神奈川県でも長く主要な野菜として位置づけられてきました。しかし、安価な輸入ねぎが増加し価格が下落するなかで、国内生産の保護を目的に、輸入ねぎに対するセーフガードが暫定発動されたのも記憶に新しいところです。このような状況の中で、ネギの生産現場ではコスト低減化が急務となっており、苗定植や管理・収穫作業の機械化に対応できる特性として、均一な生育や一本立ち性、葉折れの軽減化など作業性の向上を目標に品種育成が進められています。また、商品の付加価値を高め、他とは違った特性をもつ品種づくりも大切な課題となっています。
今回の審査会では、全国の種苗メーカーから応募された最新21の系統を同一条件で栽培して、その栽培のし易さや収穫物の品質などを審査します。場内の4aの畑に様々な姿の1万本のネギが、少しづつ土を寄せられ、軟白されて、大切に育てられました。審査当日の日程は、以下のとおりです。
審査打ち合わせ 9時30分
審査開始 10時00分
討議研究 13時00分
審査結果発表 14時00分
2 その他
○ 原種審査会は(社)日本種苗協会が毎年様々な野菜を対象に全国で実施しているもので、栽培は都道府県の試験研究機関が受託しています。
○ 審査は番号で行われ、審査後、優良な品種については品種名が公表されます。
○ 普及指導員等を通じて、農家による品種選定の参考とされます。
3 場所
〒259-1204 平塚市上吉沢1617
神奈川県農業技術センター tel. 0463-58-0333
(野菜作物研究部)
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サルスベリ「ディアシリーズ」が屋上でも花盛り
(2005年8月15日記者発表)
1 県農業技術センターにおけるサルスベリの育成
サルスベリは、うどんこ病にかかりやすく病気が進むとつぼみにも広がり開花しないこともあります。当センターでは1991年から、この病気にかかりにくい性質をもつ品種群と花の形質の優れた品種群と交配組み合わせの中からこの病気に強く、かつ観賞性に優れたサルスベリを選抜育成してきました。現在は、次の3品種を発表しています。
「ディアルージュ」:従来の品種には無い鮮明な赤い花をつける
「ディアパープル」:はっきりとした紫色の花をつけ生育が旺盛
「ディアウィーピング」:緩やかに枝垂れる樹形で、赤い花をつける
2 サルスベリの「ディアシリーズ」屋上でも花盛り
神奈川県緑化技術等成果展開事業(注1)により実施した屋上緑化のモデル園で、当センターで育成されたサルスベリの新品種「ディアシリーズ」が花盛りとなりました。
建物の屋上では重荷制限等施設上の問題から根域を制限されることや、風が強いこと等から落葉花木、特に背の高いものはあまり利用されていませんでしたが、今回は、移動が可能な様に鉢植えとし、伸長量が少ない「ディアルージュ」と、樹高を1.5m程度に制限したスタンダード仕立てとした「ディアウィーピング」を使用したところ、花盛りとなり観賞性にも問題ないことが分かりました。
今後は、当センターで育成したサルスベリを屋上緑化等にも利用していただけると幸いです。
サルスベリの写真はこちらのリンクからご覧ください。
注1 緑化技術等研究成果展開事業
神奈川県において創出されてきた緑化関連の研究成果について、地域社会で幅広く活用するためのコーディネート活動を行う事業として平成16年度からこの事業に取り組んでいます。
今回サルスベリを使用した屋上緑化モデル園の広さは約30平方メートルあり、平成16年度に作成したものです。
このモデル園ではサルスベリ「ディアシリーズ」のコンテナや同じく当センターで開発したマット植物(注2)、さらに県が産学公地域総合研究で民間と共同開発した建設発生木材をリサイクルした弾性舗装材も利用されています。
注2 マット植物の開発
当センターでは新しいグランドカバープランツ(地表面を覆うために利用される植物)の商品として根を絡み合わせて1枚のシート状に浅く形成(厚さ4cm)したマット植物の育成方法を開発しました。
(果樹花き研究部)
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キウイフルーツの健康診断で高品質果実を安定的に供給
(2005年7月27日記者発表)
1 内容
神奈川県のキウイフルーツ生産は、昭和46年ミカン転換作物として県西地域を中心に始まりました。ミカン価格低迷の中、新たに導入したキウイフルーツの市場価格が予想以上であったことから栽培面積と生産量は短期間で急激な拡大を見せ、平成2年の202 ha、2,793 tをピークに若干の年次変動を見せながら、現在約160 ha 栽培され全国生産量第6位の産地(平成16年度版・果樹統計)になっています。
果実は11月上旬の収穫後、低温庫へ一時貯蔵され、西日本主産地の出荷がピークを過ぎた翌年4月以降の比較的価格が高くなる時期を中心に出荷されており、県内産地からは高価格販売のため、より貯蔵耐久性の高い果実の安定生産技術が求められていました。
県農業技術センターではこれまで、「キウイフルーツの樹体栄養測定法の確立とそれに基づく高品質、安定多収技術研究」(2000〜2004年)により、果実の貯蔵耐久性と葉柄汁液中の養分濃度との関係について研究を進め、葉柄汁液中カリウムイオン濃度が果実貯蔵耐久性の診断指標として有効であることが分かりました。また、診断後の果実貯蔵耐久性の改善策として、カルシウムの葉面散布が有効な技術となることも分かり、これらにより、各JAで実施している貯蔵果実軟化果点検に葉柄汁液中カリウムイオン濃度による栄養診断(健康診断)を組み合わせ、貯蔵耐久性が低いと診断された圃場へのカルシウム剤葉面散布を実施し、果実の貯蔵耐久性を向上させることが可能となりました。
神奈川産キウイフルーツはこの栄養診断技術(健康診断)とカルシウムの適切な補給により、高品質で機能性に富んだ品種「ヘイワード」を生産し、消費者へ供給することが、重要と考え技術の普及を進めています。
健康診断の内容についてはこちらのリンクからご覧ください。
(果樹花き研究部)
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〜七夕の星のようなきらめきをお庭に〜
アオキ新品種「湘南ひこぼし」「湘南おりひめ」誕生!!
(2005年6月22日記者発表)
1 内 容
アオキは日本在来の常緑低木樹で、バラエティに富んだ斑入りの葉、鮮やかな赤い実は観賞性が高く、古くから庭木として親しまれています。また、近年、耐寒性、耐陰性に優れることから、ビルの谷間の日陰地や屋内などで観葉植物的な利用も増加しています。
県農業技術センターでは、このたびアオキの新品種「湘南ひこぼし」と「湘南おりひめ」を育成しました。アオキは雌雄異木で、「湘南ひこぼし」は雄木、「湘南おりひめ」は雌木で、共に細長い葉に美しい斑が入る、観賞性の高い品種です。
育成経過は、「湘南ひこぼし」は1985年に青葉の「細葉アオキ」に散り斑の美しい「龍福寺」を交配し選抜、「湘南おりひめ」は1980年に青葉の「細葉アオキ」に散り斑の「ホシヤドリ」を交配し選抜したものです。
主な特性としては、共に葉の形が従来の品種より細長く葉身長11〜15cm、葉身幅3〜4cmの長楕円形をしています。葉身には、全面に黄色の細かい斑(散り斑)が入ります。また、「湘南おりひめ」は3〜4月に鮮やかな赤色の実を付け、観賞性が増します。
現在、種苗登録を申請中であり、将来的には、「湘南ひこぼし」「湘南おりひめ」の雌雄セットで増殖・普及に取り組み、家庭でのガーデニングや公園等の景観形成、日陰地の緑化等に役立つ花木として利用が期待されます。
2 場 所
〒259-1204 平塚市上吉沢1617
神奈川県農業技術センター
TEL0463-58-0333
写真はこちらのリンクからご覧ください。
「湘南ひこぼし」
「湘南おりひめ」
(果樹花き研究部)
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今年も農業体験学習を実施!
(2005年6月21日記者発表)
三浦半島地区農業経営士会(75名)では、小学生に農業の理解を深めてもらうため1泊2日(農家宿泊)で農業体験学習を受け入れています。本年は、次のように計画しています。
○横須賀市(市内在住 小学6年生 50人 受入農家 約20戸)
開校式:7月9日(土)9時 閉校式:7月10日(日)16時
北下浦行政センター 横須賀市長沢2−7−7
○三浦市(市内の小学5〜6年生 40人 受入農家 約13戸)
開校式:7月9日(土)8時30分 終了式:7月10日(日)16時
初声市民センター 三浦市初声町入江200
※体験の内容は農家により異なりますが、夏野菜の収穫、出荷作業、牛舎の管理、直売所の手伝いなどです。
※参考
神奈川県農業経営士は、自らが近代的感覚で農業を実践しそのすぐれた成果に基づいて、地域農業青年の篤志指導を行いうる農業者を県知事が認定し、地域農業の中核者としての活動を期待している。農業経営士の役割は、
1 農村青少年先進地農家留学研修生の受入れ指導
2 国内外の農業事情の調査と地域への波及
3 農業青年の指導と情報提供
4 農業経営に関する資料の提供
5 地域の農業協同活動への積極的参加
(三浦半島地区事務所)
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〜早生で大玉!オリジナル「梅」新品種育成中〜
小田原市梅研究会と県農業技術センター 本格的に現地選抜試験がスタート !
(2005年5月25日記者発表)
1 内容
神奈川県の梅は県西部を中心に約500ヘクタール(平成16年度版・果樹統計)栽培されていますが、その中でも小田原の歴史は古く、戦前から生産、梅干し加工がされています。戦後は食糧増産により一時梅園が減少しましたが、昭和30年代に入り小田原の特産物として再び復活しました。
生産者で組織される小田原市梅研究会では、昭和30年代後半から40年代にかけて優良品種として、梅干し用品種「十郎」、青梅(梅酒)用品種「白加賀」を選定し、この2品種を中心とする生産体制の確立を進めました。さらに、結実安定のための受粉技術等の研究を重ね、生産性の向上を図り、現在では115ヘクタール900トン(神奈川農林水産統計年報平成14〜15年)の生産量があります。
しかし、近年では和歌山産「南高」の生産量の増大と中国からの輸入梅の増加により、神奈川産梅は大変きびしい販売状況になっています。例年、いかに西の産地より早く東京の市場へ「初もぎ梅」を出荷し、良い初値を取るかが重要な課題となっています。
県農業技術センターでは平成9年からウメの品種改良を進め、青梅(梅酒)用品種は、極早生で収穫が5月下旬から始まり、2L以上の大玉果がそろい、生理的な障害(ヤニ、陥没)のない個体を、梅干し用品種は、早生、豊産性で加工性と梅干し品質の高い個体を育種の目標として、約800の実生個体からの選抜を進めています。
しかし、タネを播いてから4〜5年間は樹を養成し、それからようやく果実が実り、選抜を進めるには10年近くもの年月がかかります。
そこで、小田原市梅研究会(会長:磯崎喜一)と当所は、より早く目標とするオリジナル品種の育成を実現するため、小田原市の支援のもと「おだわら梅まつり」で有名な曽我梅林近くに約5アールの共同選抜試験ほ場を設置し、当所からの150個体と生産者が育成した実生個体を移植し、生産者の目と技術者の目で効率的に選抜を進めることになりました。
本年は、当所から移植した平成11年の交雑実生約100個体も初めて結実し、6月3日(金)には共同で本年第1回目の選抜を開始する予定です(雨天決行)。
どんな可能性を持った梅が潜んでいるか、生産者との宝探しが始まります。
2 場所
〒259-1204 平塚市上吉沢1617
神奈川県農業技術センター
TEL0463-58-0333
(果樹花き研究部)
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第46回科学技術週間における農業総合研究所の施設公開のご案内
(農業総合研究所は平成17年4月1日より農業技術センターと改称します)
(2005年3月24日記者発表)
1 概要
文部科学省では、4月18日の発明の日にちなみ、4月18日〜24日を今年の科学技術週間としました。農業総合研究所では、その一環として毎年施設の公開行事を開催しています。
今回は、
別添パンフレット
のとおり開催します。
2 今回の特徴
(1)テーマ
「農業研究10年の歩み」
(2)研究成果の展示
農業総合研究所が現在地に移転して10年目に当たることに関連して、農作業の省力化技術・農業総合研究所開発の新品種・環境負荷を低減する農業技術等、近年の研究成果を展示します。
(3)来場者の方に楽しんでいただくイベントとして
野菜の収穫体験、スタンプラリー、フラワーボトル教室などを行います。
(フラワーボトル教室は事前申し込みが必要です。)
3 日時
平成17年4月22日(金)と23日(土)
時間は両日とも10時から16時
4 場所
〒259-1204 平塚市上吉沢1617
神奈川県農業総合研究所
TEL0463-58-0333
(企画調整部)
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世界各地のホウレンソウを栽培中−神奈川オリジナル品種の育成を目指して−
(2005年1月26日記者発表)
1 内容
ホウレンソウは、神奈川県内で800ヘクタールの作付面積があり、年間を通じて県民の皆さんに供給されている、とても重要な野菜です。しかし、年間を通しておいしいホウレンソウを安定して栽培するためには、栽培方法もさることながら、栽培する季節に合せた品種選びがポイントになります。ホウレンソウの品種といっても、世界中には500品種以上あって、日長(日の長さ)や気温によって、各国はもちろん、日本の中でも地域によって様々な品種が使い分けられています。
そこで、県農業総合研究所では、これまで神奈川県の気候風土に適した品種選定と神奈川オリジナルな新品種の育成を目指して、どの品種をどんな時期に栽培するのがいいのか、どの品種がおいしいのかなどについて検討してきました。
現在は、これまでに検討してきた品種の中から、アクが少なくておいしいといわれている昔ながらの日本ホウレンソウ品種、ヨーロッパなど外国で育成された品種、根が濃赤色で切れ葉という特徴的な特性を持つ品種など65品種を選んで、冬季における栽培試験を行っています。
2月上旬位までは、観察可能ですので、珍しい品種を見学にいらしてください。今後、これまでの知見を生かして、よりよい地域特産ホウレンソウ品種の選定と新品種の育成に向けた取り組みを続けていきます。
現在栽培している品種の一覧表、代表的品種の写真を
こちらのリンクからご覧ください。
2 場所
〒259-1204 平塚市上吉沢1617
神奈川県農業総合研究所
TEL0463-58-0333
(生物資源部)