神奈川県水産技術センター 内水面試験場

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芦ノ湖白浜沖の水温

 芦之湖の白浜は砂地が広がり、ワカサギなどがたくさんいる湾です。
このため、ワカサギを狙うニジマスなどが多数集まり、格好のポイントとして有名です。

白浜水温


白浜で計測た水温デ−タを2ヶ月おきに並べました。

2−4月頃までは表面から湖底付近までほぼ同じ水温になっています。


5月頃から水温は上昇し始め、水深10m以浅が暖まり始めます。

8月が最高水温となりますが、この頃は水深5m付近から深くなるにつれてなめらかに水温が下がっていきます。

9月頃から水温躍層ができ始めます。
表面付近は暖かい水、湖の底は冷たい水と水の塊が分かれ始めます。
水温躍層が出来ると、水温変化の境目までは表面からほとんど同じ水温となります。
気温の低下と共に表面水温は下がりますが、水温躍層は次第に下がり、水温躍層はなくなります。

半年単位で見ると

2-8月

3月頃まで、湖の水温は表層から底までほぼ一定です。

4月頃、気温の上昇と共に水面から水温は上昇し始めます。

8月頃は深くなるにつれて、なだらかに水温が下がっていきます。

白浜沖水温夏に出来始めた水温躍層の上層は、気温の低下と共に水温が下がります。
しかし、水温躍層の境目付近は上層の高水温の影響で次第に暖められ水温躍層が広がります。表層と中層では水温変動に大きなタイムラグが生じています。
水深別に見ると、15m層では9月よりも10月、さらには11月の方が水温が高くなります。

12月になると、さらに水温は低下し、水温躍層が消滅します。
この時期を、表層と底層の水が混じり合う、フォールターンオーバーと呼びます。


この水の対流は非常に大切なものです。
秋口から底層は水の循環がないため、ほとんど無酸素の状態にさらされています。
水の対流が起きることにより、表層の酸素が底層まで送られ、逆に底層に貯まった塩類などが上層に運ばれることになります。



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