内水面に関する用語
| R型の淵 | あーるがたのふち | 大きな岩や橋脚の周辺などがえぐられて出来た淵 |
| 亜種 | あしゅ | 同じ種の中で、形態や生活の異なる地方的な集団があるとき、各集団を亜種という。 進化の過程が種の違いまでいっていないもの。最近進んできた遺伝子レベルの解析により、亜種間でも遺伝子レベルでの違いが見られるケースが多い。 |
| 脂鰭 | あぶらびれ | 背びれ後方にある鰭条(きじょう)のない膜状のひれ、アユやサケマスの仲間、ギギなどにある。 |
| 移入種 | いにゅうしゅ | ある地域に他の地域から人為的に移すこと |
| 咽頭歯 | いんとうし | のどの奥の咽頭にある骨に並ぶ歯のこと。 コイ科の仲間で良く発達しており、コイでは貝類などの固い殻を割るのに使う。コイには3列の咽頭歯がある |
| 右岸 | うがん | 川の流れの方向(下流)にむかって右側 |
| 浮石 | うきいし | 川底の石が砂や泥に埋もれていない状態になっている石 早瀬など流れのあるところは浮き石が多い。 魚はこの浮き石の下や陰に隠れることが多く、また、アユはこの浮き石の場所に産卵する。 |
| 浮袋 | うきぶくろ | 脊椎(せきつい)と消化管の間にあり、浮力の調整に関係する。 通常、空気が入っている。呼吸や音を出すのにも使われる |
| S型の淵 | えすがたのふち | 川底が水によりえぐられて出来た淵、滝壺など |
| M型の淵 | えみがたのふち | 流れの蛇行点に出来る淵。中・上流の流れの当たる側に多い。魚が多く生息する。 |
| 追星 | おいぼし | 産卵期に体表やヒレなどが厚くなってできる白い突起物 雄に顕著に現れる。 |
| 外骨格 | がいこっかく | エビやカニなどの体の外側をおおうがんじょうななから。 外敵から身を守る。殻はあまり成長しないので、時々脱皮をして一回り大きな体になります。 水から出すと重たく感じるが、水中では浮力があるので、重さはあまり感じない。 |
| 回遊魚 | かいゆうぎょ | 生活史の中で川と海とを行き来する魚 |
| 外来種 | がいらいしゅ | ある地域でもともといなかったが、人為的にいれた生物種 ブラックバスやブルーギルなど外国からきたものを指す場合が多いが 淡水魚の場合、日本国内でも分布域が異なっていたり、遺伝子レベルでの地方変異等解明されつつあり、他地区からの魚の移動の及ぼす影響が懸念(けねん)されている。 |
| 河床 | かしょう | 河川の底の部分 河川計画では、洪水時に流れる川の底を指す |
| 渇水 | かっすい | 雨の減少により、河川の流量が異常に少なくなって通常必要な量の水利用が困難となる現象 |
| 眼窩 | がんか | 頭胸甲(とうきょうこう)の前端、額角(がっかく)の基部のくぼんだところ。(目のあるところ) 甲殻類では、この眼窩の後縁を基点として尾節の末端までを体長として計測する |
| 感潮域 | かんちょういき | 河口付近で海水の影響を受けるところ。潮の満ち引きにより、海水が川に入り込む範囲。 塩分があるため、魚の種類が変わってくることが多いが、塩分の無いところもある。 |
| 帰化魚類 | きかぎょるい | 外国産の魚が日本に入り、定着(繁殖)しているもの オオクチバス(ブラックバス)やブルーギル、タイリクバラタナゴなど |
| 汽水 | きすい | 淡水と海水のまじりあった水 |
| 汽水域 | きすいいき | 川の河口等の河川水と海水の混じり合ったとろこ |
| 気道 | きどう | うきぶくろと食堂の間をつなぐ管 消失している魚が多い |
| 棘 | きょく | 鰭条のうち、硬くて先端がとがっているもの 節が無く、枝分かれしていない |
| 魚道 | ぎょどう | 堰(せき)やダムなど、川をせき止め魚類などの移動を妨げている構造物に、魚類等が通過できるようしたもの アイスハーバー型、デニール型、階段式などある |
| 傾斜隔壁型階段式魚道 | けいしゃかくへきがたかいだんしきぎょどう | 横断方向及び下流方向に勾配を付けた隔壁を階段状に設置したもの 底性魚や遊泳力の弱い魚類、甲殻類に配慮している |
| 降下(河)回遊魚 | こうかかいゆうぎょ | 海で生まれた後に、川に入り生活し、産卵のためにまた海へ降る魚 ウナギやカマキリ等 |
| 婚姻色 | こんいんしょく | 産卵期に見られる独特な魚の色。赤や青など派手な色が多いが黒っぽくなる魚もいる。 ウグイのオレンジ色の線、オイカワの青緑の体色、モツゴの黒い体色など 雄によく見られる。 |
| 鰓条骨数 | さいじょうこつすう | えらぶたの下にある弓状の骨の数 |
| 在来種 | ざいらいしゅ | ある地域でもともと生活している生物種 (外来種) |
| 左岸 | さがん | 川の流れの方向(下流)にむかって右側 |
| さっ河回遊魚 | さっかかいゆうぎょ | 淡水域で生まれ、海で成長して、産卵のため再び川へ戻ってくる魚 サケ、ヤマメ(サクラマス)、アマゴ(サツキマス)等 海から帰ってくると違う名前で呼ばれることが多い |
| 仔魚 | しぎょ | ふ化してから、全てのひれの条数が成魚と同じ数になるまでの段階 |
| 耳石 | じせき | 内耳の中にある炭酸カルシウムを主成分とした石状のもの 主に魚が平衡を保つのに役立つ 礫石、星状石、扁平石の3種類あるが、通常は扁平石を指すことが多い。 耳石には木の年輪のような輪紋があり、年齢や日令を推定することができる |
| 支川 | しせん | 二つ以上の川が合流するとき、川の流量や規模の小さい方の川 現在の河川規模が大きくても歴史的経緯から慣習的に呼ばれる場合がある。(本川) |
| 非越流部付階段式魚道 | ひえつりゅうぶつきかいだんぎょどう | アイスハーバー式魚道 隔壁の中央に非越流部を設けているのが特徴。下流川に穏やかな流れが出来る。 主にアユを対象としている。 |
| 本線 | ほんせん | 二つ以上の川が合流するとき、川の流量や規模の大きい方の川 現在の河川規模が小さくても歴史的経緯から慣習的に呼ばれる場合がある。(支川) |
| 両側回遊魚 | りょうそくかいゆうぎょ | 川で生まれるとすぐに海へ下り、稚魚の段階で川へ戻ってくる魚 アユ、ヨシノボリ類、ウキゴリ、ボウズハゼ |
| ワンド | わんど | 河川じきに出来た池状の入り江のこと。本川から独立したたまりもいう。 |
| 気泡 | きほう | 空気が水中に引き込まれて発生する泡。白く見える。これにより見かけの密度が減る。 |
| バーチカルスロット | ばーちかるすろっと | 一定流量を通過させるために完全に水没させるように隔壁に設けられた狭い切り欠き |
| 流量比 | りゅうりょうひ | 河川の流量の基準値(長期間の測定値から算出した平均流量)に対する比。これによって、流量比が小さい(低水期)、大きい(豊水期)というように河川流量を表現する。 |
| 水理特性 | すいりとくせい | 水理状態を表す諸特性(流速、流量、流線の方向、水深、気泡等) |
| 水文特性 | すいもんとくせい | 河川の流況、流量、それらの変動に関すること |
| 表面流 | ひょうめんりゅう | 越流流れが表面に留まる現象。越流堰が下流側で十分水没している時に観察される |
| 落下流 | らっかりゅう | 越流流れが底に向かって潜る現象。越流堰が水没していないか、少ししか水没していない時に起こる |
| 平年流量 | へいねんりゅうりょう | 長年にわたる測定値から算出した年平均流量の基準値 |
| デニール式魚道 | でにーるしきぎょどう | 傾斜した水路に阻流版を配置して平均流速を抑えるようにした魚道。 阻流版式魚道ともいう。発明者であるDENILの名に由来 |
| 突進区間 | とっしんくかん | 阻流版式魚道において、阻流版と阻流版との間の直線水路区間は魚が一気に登ることになる区間。 阻流版と阻流版との間には休憩用プールが出来るので、ここでは魚が休むことが出来る。 |