神奈川県水産技術センター 内水面試験場

ゼニタナゴふ化観察記録

 試験場では平成5年から、ゼニタナゴを絶滅から救うべく、その増殖試験に取り組んできました。その結果、生態試験池を使用した増殖試験で、一時は7尾であった親魚から稚魚が得られ、かろうじて次世代を確保することができました。
 平成8年秋、屋内RC水槽に複数の親魚を入れて試験を行い、平成9年春、44尾の稚魚を得ました。 平成9年秋、FRP水槽を使用して雌1尾、雄1尾による見合い形式の産卵方法で増殖試験を行いました。平成10年5月、順調に稚魚が浮上しています。試験場では平成5年から、ゼニタナゴを絶滅から救うべく、その増殖試験に取り組んできました。その結果、生態試験池を使用した増殖試験で、一時は7尾であった親魚から稚魚が得られ、かろうじて次世代を確保することができました。
 平成8年秋、屋内RC水槽に複数の親魚を入れて試験を行い、平成9年春、44尾の稚魚を得ました。 
 平成9年秋、FRP水槽を使用して雌1尾、雄1尾による見合い形式の産卵方法で増殖試験を行いました。平成10年5月、順調に稚魚が浮上しています。

ゼニタナゴ雌 ゼニタナゴの雌

自然では2年以上生きることはまれですが、2才魚はこんなに大きくなります。
卵 ゼニタナゴの卵

ドブガイ等の大型の淡水産二枚貝などに、最大100個位の卵を産みます。
イシガイの中 イシガイに産み付けられた卵
ゆっくりと 卵から出てきます。
ふ化後10日目

 ときおりイモムシのようにモゾモゾと動きます。

ふ化後55日目

水温の低い時期は発生は進みません

ふ化後130日目

本当はまだ貝の中にいる時期です。
ふ上直前 ふ上直前の稚魚
泳ぎ出すまで、もう少し
 浮上稚魚  

ふ上稚魚

春になって水が温んでくると貝から浮上してきます。
試験場では水温が低いため、稚魚が泳ぎ出すのは5月に入ってからです。 

 浮上しなかった稚魚 ふ上しなかった稚魚
やせていて、ヒレなどに奇形が見られます。
人工増殖の場合、春まで育てることはできましたが、 ふ上はしませんでした。
平成11年6月、始めて5尾ふ上しました。 
   

元気にエサを食べ育つ稚魚

 成長は早く、アルテミアや配合飼料を活発に食べます

   1ヶ月もするとこんなに大きくなります。
他のタナゴと比べて神経質で物音や人影に敏感です。

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