神奈川県水産技術センター 内水面試験場
| 課題名 | アユ人工精漿とシシャモ人工精巣液で保存したワカサギ精子の運動能について (PDF) |
| 抄 録 | ・ワカサギでは搾り出せる精液量が少ないため、比較的大量に得られる精巣精子の冷蔵保存を試みた。その結果、精巣内の精子は既に運動可能な状態にあることが明らかになったうえ、4℃で約10日間は良好な運動能を保有していた。 ・これらのことから、人工受精には、精巣をすりつぶした液もしくはこれを冷蔵保存したものを利用することで、作業の際の効率化を図れる可能性が示された。 |
| 課題名 | 腸溶性マクイロカプセルに内包させたたアユ冷水病ワクチンの経口投与の有効性 (PDF) |
| 抄 録 | ・アユ冷水病ワクチンを腸溶性マクイロカプセルに内包して経口投与した群と、ワクチンを配合飼料に吸着させて経口投与した群の血中凝集抗体価を測定した。前者の群一部に抗体価の上昇が認められ、腸溶性マイクロカプセルを用いたワクチンの経口投与法の有効性が示唆された。 |
| 課題名 | 相模川における仔アユの降下時間と減耗について (PDF) |
| 抄 録 | ・相模川における仔アユの降下生態を把握するため、アリザリンコンプレクソンにより標識した仔アユを、同川のアユ主要産卵場である海老名市河原口地先及び厚木市戸田地先から放流し、下流の平塚市田村地先にて再捕した。 ・河原口地先から放流した標識仔アユ群が田村地先で再捕されたピークの時刻は、同日に降下した総仔アユのピークの採捕時刻とほぼ一致した。 ・また、田村地先の神川橋付近における標識仔アユの推定降下量は、前者が約4.9万尾(5.8%)、後者が約3万尾(13.5%)と算出され、産卵場の位置による仔アユの減耗の状況が確認された。 |
| 課題名 |
人工産アユと海産アユの交雑の可能性 (PDF) |
| 抄 録 | 人工産アユと海産(相模湾産)アユの池中での性成熟時期を調べたところ、1ヶ月 ほどのずれがあることが分かった。このことから、人工産アユと海産アユの交雑の可能性は低いことが予想され、人工産アユの放流は、天然アユの遺伝子組成に影響を与えることは少ないと考えられる。 |
| 課題名 | 相模川における「カワウ」の飛来数と摂餌について (PDF) |
| 抄 録 | ・カワウの相模川への飛来が、平成8年頃から急激に増え、内水面漁業等への影響が問題となっているので、その飛来と摂餌の実態を調べた。 小倉橋から下流の相模川で、延べの飛来数は平成11年度では51千羽、平成12年度では82千羽と推計された。また、カワウの飛来数は、冬期に多く、夏期に少なくなる傾向が観られた。 ・3回の調査で捕獲した29羽のカワウのうち、22羽の胃内容物は、アユ、フナ、ウグイ、オイカワ等の魚類であり、合計85尾が認められた。 ・摂餌されていた最大の魚は全長27cm、体重380gのフナであった。 |
| 課題名 | 谷戸池のホトケドジョウ (PDF) |
| 抄 録 | 流れの速い池上流と水深のある池部分には、大型の個体が多く、下流の流れの緩やかな水域には、稚魚が多く見られました。 ホトケドジョウの稚魚(繁殖魚)は、大きい個体で全長3p程度、小さな個体でも2p程度に成長していました。 ホトケドジョウ以外にも多くの生物が採集されました。 目に付いたものは、ヌカエビ、トンボのヤゴ類(ヤンマ類、シオカラトンボ、ハグロトンボ、イトトンボ類)、コカゲロウ、サカマキガイ、ヒメモノアラガイ、カワニナ等です。特に、ヌカエビは生息数が多く、放流は行っていませんが、本池の優占種となっています。 |
| PDFファイルを御覧いただくには、アドビシステムズ社が無償配布しているAdobe Readerが 必要です。アイコンをクリックすると、ダウンロードページが別ウィンドウで表示されます。 |