神奈川県水産技術センター 内水面試験場

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日本全国に分布する。外国では朝鮮半島、中国、ベトナムまで。
河川の中・下流域や河口・沿岸域に生息します。 乾燥に強く、川と直接つながりのない池などでも見つかります。 夜間に活動し、昼間は石の間や穴に潜っています。 夜間調査などの際は、河口近くの堰(せき)の下流で多数見られます。 産卵のため降海する親魚は、体が大きくなり目も大きくなります。 シラス(幼魚)、クロコ・メソ(稚魚)と呼びます。 日本ではウナギ養殖が盛んに行われています。 河口で採れたシラスウナギをビニールハウスで保温した池に入れ飼育します。 近年は、ニホンウナギのシラスが少なく、ヨーロッパウナギのシラスを輸入して養殖しているところが増えています。 ウナギ養殖の始まりは、明治12年東京都の深川で素堀の池で行われたのが始まりです。 相模川での分布:内水面試験場の調査より(平成5年度 相模川魚類生息状況調査報告書 1994) ほぼ全域に生息するが、寒川堰から下流に多い。 |
| 深海からやって来るウナギ 酒匂川下流にはウナギがたくさんいます。夜行性なので、あまり人目につきませんが、夜間、ニョロニョロと砂中や石の陰から出てきます。このウナギ、海で産卵します。最近の研究で主な産卵場は南方の深海であることがわかりました。深海で生まれたウナギの赤ちゃんは、レプトセファルス幼生と呼ばれます。薄べったい木の葉のような体つきで、黒潮に乗って酒匂川河口にたどりつきます。冬から春先にかけて3〜5pに成長し、川を上ります。この時期の稚魚はまるでミミズのようで、シラスウナギと言われます。前述のカマキリとは異なり、少々の障害物も平気で、一時的には陸上も移動するたくましさです。 ウナギを飼育すると、よく脱走します。夜中に試験場で、逃げ出した大ウナギとばったり出会った時は、さすがに肝を潰しました。また、脱走後、ゴキブリホイホイに入ってしまった気の毒なウナギもいました。必ず飼育する時は、すき間のないように水槽に蓋をして下さい。 また、本種は可愛い顔?とは裏腹に、小魚やエビ等を飽食する川のギャングです。口に入るものならなんでも食べてしまいます。基本的には他の魚とは一緒に飼えません。 最近、困ったことが起きています。日本に生息するウナギとは違う、外国産のヨーロッパウナギが養殖用に入っています。その一部が逃亡したり、放流されたりして、自然水域でも採集されたのです。日本の伝統の味、鰻丼も実はヨ−ロッパウナギだなんて・・・・・・。しかも、日本の川に帰化することになれば、在来のニホンウナギを初め、生態系への影響が懸念されます。外来魚はブラックバスだけではないのです。 酒匂川と魚たち |
大雨の出た後に釣られたウナギ 全長80cm近くありました。 津久井湖で獲れたものです |
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| 川に遡上したシラスウナギ | |
| 1年たつと、このように親と同じような色になります |