神奈川県水産技術センター 内水面試験場

| レッドリスト | 県カテゴリ:絶滅危惧TB類 | 国カテゴリ:絶滅危惧U類 |
| 海道、本州、四国及び九州の一部に分布します。 水の澄んだ流れの緩やかな浅い清流に生息し、幼生は泥の中に潜って有機物やけい藻類を食べて成長します。 幼生(アンモシーテス幼生)は目が無く泥の中で暮らします。4年目の秋に変態して成魚になりますが(成魚には目がある)、変態後は消化管が退化してしまい、餌を取らずに春まで過ごします。春から初夏にかけて産卵し、一生を終えます。 全長20pに成長します。 神奈川県下では、鶴見川、相模川、酒匂川水系の支流に分布しますが、生息地が限定され絶滅の危機にあります。 内水面試験場では、相模川水系等で分布調査と生態調査を実施しています。 ヤツメウナギの仲間は円口類に属し、系統分類的に他の魚類とは大きく異なっています。 脊椎動物の中では最も原始的で、古生代に繁栄を極めた仲間の生き残りで、まさに生きた化石であり、生物学的にも非常に貴重です。 スナヤツメは水の汚れに弱く、また、護岸工事等で流れの緩やかな場所が消失したり、落ち葉等の有機物がたまるような場所が失われると生息できなくなります。 本種は、環境庁レッドリストで、絶滅危惧U類、県レッドデータブックでは絶滅危惧種Eでです。 本種は最近の研究で、生化学的分析により2つのタイプに分類されます。 現状では外部形態からの判断は困難ですが、県下のスナヤツメも生化学的な手法による分析を行い、亜種や系統群を解明する必要があります。 地方名:ギナ(長野)、ノッペ(新潟)、スナモグリ、カギヤツメ(秋田) |
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顔のアップ 目の後ろに、7つのえら穴があります。 目が8個に見えるので、(八目鰻)と言われます。 |
幼魚(アンモシーテス)の顔 吸盤が無く、目は皮膚の下に隠れる。 140-190mmで変態する。 |
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口のアップ 口は吸盤になっていて、あごがありません。 |
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スナヤツメの卵 |