神奈川県水産技術センター 内水面試験場
コイ目 コイ科

| レッドリスト | 県カテゴリ:野生絶滅 | 国カテゴリ:絶滅危惧TA類 |
| 明治時代の後半、東京市小石川(現在の東京都文京区)の東京帝国大学付属植物園の池で発見され、新種として記載されました。 日本固有で、分布は関東地方に限られています。 関東地方に広く分布していましたが、都市化に伴う生息地の環境破壊によって激減してしまい、現在の在の自然生息地は、千葉県と栃木県のごく限られた水域だけになってしまいました。 1974年、文化財保護法(文化庁)により国の天然記念物に指定されました。 1994年には種の保存法(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律、環境庁)により国内希少野生動植物種に指定され、この2つの法律により捕獲や譲渡、生息地の改変などが厳しく制限されています。 |
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本種は、マツカサガイ等の淡水産二枚貝の鰓の中に卵を産みつけます。 卵は5日程でふ化しますが、ふ化後約20日間(水温20℃)は貝をゆりかごとして過ごします。 貝から泳ぎ出した稚魚は、プランクトン等を食べて成長し1年間で成熟します。 自然水域での寿命は約2年ですが、飼育していると3〜5年生存する個体も少なくありません。全長7p程度に成長します。 産卵前にになると 雌は産卵管が伸びてきます。 |
神奈川県では、横浜市の権田池を最後に自然水域から姿を消してしまいました。しかし、その生残個体から県淡水魚増殖試験場(現内水面試験場)が増殖に成功し、遺伝子保存のための継代飼育を行っています。
試験場では次のステップとして、本種を自然水域へ戻し生息地を復元するための研究をしています。