カジカ(大卵型) Cottus pollux

 kajika

北海道を除く日本各地に分布します。カジカは従来から海へ下る両側回遊魚の小卵型と、河川上流域で一生を過ごす大卵型に分けられていましたが、最近の研究では両者は別種であると言う結論が出ました。 
 産卵期は3−5月で、石の下に産み付けられた卵を雄がふ化するまで守ります。
 神奈川県下では過去には小卵型も生息していたらしいのですが、現在は絶滅したと考えられています。大卵型のカジカは、丹沢山塊をはじめとする渓流域を中心に生息しますが、砂防ダムによる河川分断や取水による水量の減少等のため、各地でその生存が脅かされています。

両側回遊型 卵が小さい 胸びれ何条数13−16本
陸封型 卵が大きい 胸びれ何条数12−14本

 本種は県レッドデータブックでは、減少種である。今回は、渓流域をほとんど調査していないので、出現河川は相模川水系の相模湖・津久井湖周辺に限られている。この地域では、水量や河川形態等、類似した環境の支流が多く存在する。しかし、カジカが生息する川としない川が明確に分かれているので、本種が好む生息環境は、かなり限定されるものと推察される

 生息場所

カジカの生息地、流れがある清流に多くいます。
やや大きめの石の陰にいます。

卵
カジカの卵、直径4mmぐらいで、半透明でした。



石の側に隠れていることが多く、しっかり見ないと分かりません
前面から

カジカ
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ふ化観察記録