神奈川県水産技術センター 内水面試験場

アユの食性

> アユの生活史   

海洋生活期
 ふ化した後、しばらくは海で生活しますが、この時期はワムシなどの動物プランクトンや植物プランクトンを食べます。
体長4cmになる頃から歯が生えてきて、大型の動物プランクトンを食べるようになります。
川にそ上する前は、アミ類やコペポーダなどを食べています。

河川そ上後
 川にそ上してしばらくは、動物プランクトンや水生昆虫などを食べていますが、6cmぐらいになると、口の縁にある骨が発達し、石についたけい藻や藍藻(らんそう)等をくし状の歯でこそげ取るようにしてたべます。

食性 4月と8月に採集したアユの胃内容物です。
割合としては、藻類がほとんどですが、
ユスリカの幼虫や根足虫類(アメーバみたいな生き物)も多数食べていました。

砂は、苔と一緒についていたものでしょう
アユの胃から出てきた、アユの卵と砂 胃内容物を調べると砂が出ることもあります

大雨がふり川の水が増水したときには、アユの胃の中から小石や砂がでることがあります。

この魚は、産卵場付近で捕獲されましたが、産卵行動中、砂や卵が口の中に入ったのかもしれません。

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